6月5日に経済財政諮問会議にて、外国人労働者の受け入れを拡大する協議が行われました。
介護事業も対象になっており、今後、更なる介護業界でのグローバル採用が進むと考えられます。
弊社では、早くより積極的な外国人労働者の雇用に努めておりましたが、
現在、現場での業務の兼ね合い等で、中々進まない部分も見受けられました。
外国人介護職の雇用が進まない理由としては
①介護の現場では記録帳票が多く、日本語で記入し、それを数多くこなさなければならないこと。
②文化の違い・言語の違いによるミスコミュニケーションが発生し、誤解が生じやすい。
③言語問題による、業務量の格差による、不平不満の発生がある。
等がすぐに思い起されます。
利用者様は、外国人介護職をどの様に見るのか?
実際に、介護を行う上で、利用者様からは、等しく介護職で、
満足いくもしくは、日本人とはちょっと違う対応をしてくれて、
満足以上の対応をしてくれる外国人介護職もいると伺いますが、
なぜか、書類作成周りでは、等しく介護職としてみなされない、
満足に日本語が書けない・日本語を調べながら記入する為、作業が遅いなど、
色々と記録帳票周りでは、問題が発生します。
残念ながら、帳票ありきでの、介護サービスシステムももっと見直さないと、
事業者側では、雇用し辛い環境が続くのではないでしょうか?
現在、厚生労働省でも、介護の書類を半減する試みを行っておりますが、
是非とも現場の状況も合間見て、帳票の在り方を見直してもらい、
フレキシブルな雇用が出来るように、調整頂けるとありがたいと考えます。