求人サイトが多すぎる!!
今回は、つぶやきではなく、採用担当あるあるのグチです!!
近日、求人を行うサイトがどんどん新しく乱立して居ります。
昔から、星の数程求人サイトはありましたが、
近日リクルートさんのINDEEDの採用スキームに似たサイトが多く立ち上がってきているように感じます。
ビッグネームでいうとエン・ジャパンさんの「エンゲージ」とか
帝人さんの子会社インフォコムさんの「ケアスタイル」とか
求人情報は無料掲載できるけど、検索の際の上位表示を販売するというスキームが、
最近の求人サイトのトレンドになってきているようで、担当者としては登録の手間がすごい掛かります。
求人情報を登録するのは手間だけど・・・
それでも一応、掲載をしておかないと求職者の方々は、各々自分の気に入った求人検索サイトから応募をされるので、
採用担当者はそれに合わせて、極力すべてのサイトに求人情報を掲載する必要性があります。
新しい求人サイトが出来上がるたびに、同じような求人内容を何回も何職種分も入力する手間!!
これは、どの会社も余り考えてくれていないのだろうか・・・
採用の導線が上記の様な経路をしばし通ることもあり、
なんだか重複した応募がある事もあります。
求職者も混乱し、こちらの採用担当者も混乱します。
何でクローリング機能を無くしたんだろう・・・
昔のINDEEDさんはクローリングして求人データーを自動に抜いて、自動掲載頂いていたのですが、
直近の新しいシステムだと、求人情報を個別に記載する作業が必要なシステムに変更され、また手間が増えて・・・
なんだかそのうち、この様な採用サイトの登録代行業務とかで、商売する人が出てきそうな勢いです。
クローリングを行う、検索エンジンの様な複雑なシステムは、保守も構築も費用も掛かるはずなので、
費用対効果が全然違うのかもしれません。
だから、逆手を取ってSEOの順位を巨額をかけて上位独占して、掲載の手間は担当に行わせるという
そんな環境が出来てしまったのかもしれません。
INDEEDでも、海外から入ってきた時には、条件付きのクローリングを行って求人掲載をしていたのですが、
日本市場では、最初に紹介会社や、派遣会社のクローリングに制限をかけて有料化し、
次には、一般企業の求人は、自動取得ではなく採用担当者が入力する方式になってしまい、非常に残念です。
サービスを優先せずに売上優先になって、サービスの質が低下した一例になるかもしれません。
採用サイトへの今後の期待
何処かのシステム会社で、優秀なクローリングアルゴリズムを作って全ての求人を統合してもらえないのだろうか?
それが出来れば、無駄な掲載作業が削れて、スムーズな採用が出来るはずなのに・・・
何故何回も同じ募集広告を色々なサイトに貼る作業を繰り返さなければならないんだろう・・・
本来、便利なツールのはずなのに、色々な会社で同じようなツールを作ってしまって乱立させると
逆に手間が増えてしまい非効率になっていってしまうのが何でわからないんだろう?
株式会社日本として置き換えたら、社内で何十という業務アプリを使用して、他部署と連携が取れないと嘆いて、
使用するアプリをどんどん増やしている状況なので、改善できる会社があれば1本勝ちになると思うのですが、
何処かのIT会社さん頑張ってもらえないですかね?
若しくは、Googleさんがポリシーを変更して、
その業種の求人情報を検索したい場合、その業種を営んでいる会社を優先する様にしてもらえれば、
求人業や、紹介業、派遣業、求人検索エンジンサイトが排除されて、本当に知りたい情報が見える様になるはずです。
そんな日が来ることを夢見て、採用情報を色んな求人サイトに繰り返し繰り返し掲載する作業を頑張ります・・・