2025年には34万人の介護職員が足りなくなる!! |
昨年度までよく耳にした介護職の不足が24万人という数字があります。
今月、厚生労働省が、新しい推計票をリリースしましたが、
更に、介護職の人材不足が、深刻化したようです。
2025年には、全国で介護職員が34万人不足し、
都内だけでも3万4千人の職員不足に陥るとの推計でした。
職員不足に対しての国の施策 |
人材不足に対して厚生労働省は現在、以下の対応策を公表しています。
①職員の処遇改善をさらに行う
②中高年向けの研修講座を創設して、就業まで一体的な対応をする。
③介護福祉士の養成校の人材確保の取り組み支援
④ITやロボットのの導入支援や開発支援の更なる加速
⑤キャリアアップの認定評価制度の普及
⑥介護の体験型イベント等によって魅力を向上
⑦外国人労働者の受け入れの加速
①に関しては現在、社会保障の一体改革によって報酬を改定しておりますが、
介護事業全般で、経営が以前より経済的に難化している状況もあり、
どこまでの事業者が行えるか、今後推移を見守る必要がありそうです。
④に関しては、現場レベルでは、費用的、技術的にまだまだ実用レベルに遠く
今後、7年でどこまで実用レベルに近づくのか期待です。
海外ドラマのヒューマンズの人とほとんど変らないロボットが
この先開発されるのでしょうか?夢は広がりますね
⑦は弊社でも、受け入れを行っておりますが、
未だに現場の中では、小さな衝突が絶えないそうです。
職員との相互理解が、非常に重要と考えますが、
将来的に外国の方が日本国内でもマイノリティではなくなるでしょうから、
緩和してゆくのではと考えます。
弊社でも、今後、人材確保のための色々な施策が必要になっていきますが 、
業界情勢の変化が激しく、判断が難しくなってきています。
然し、介護の本質は、利用者の方に、尊厳を保ちながら健康に過ごして頂くのが
目的なので、それを忘れないように国も事業者もルールを作ってもらえたらと思います。